候補問題No.7とNo.10 2周目


実は今まで技能試験の練習は、テーブル代わりにしているこたつで、座布団を敷き正座をしてやっていた。
今日からすぃ〜っとの参考書の著者かずわん先生の教えに従い、椅子に座り机で練習を始める。本番まであと4日にして今更だが。
机はニトリの『アーリン2 100NA』。幅100cm×奥行45cm。
青森県の試験会場は筆記と同じく青森中央学院大学。場所もおそらくだが筆記と同じ講義室だろう。となると個人に割り当てられるスペースは座席2人ぶんとみた。幅100cm×奥行45cmというスペースは妥当だろう。しかしもし1座席分だったら・・・その時はその時だ。
そして黒本によると、会場の机に傷を付けない様にする配慮から、360mm×500mmの板紙が机上に置かれているという。
というわけで四つ切の画用紙を敷く。これで実際の試験の空間に近づけたと思う。さてこれがタイムにどう影響するか・・・

あと、リングスリーブ[小]100個と[中]20個を追加で買い、そしてHOZANの『合格クリップ』を購入した。写真の電工ナイフ下に1個あるのがわかるだろうか。
私はどうやらリングスリーブ[中]の圧着がどうしても苦手のようだ。電線が見逃せないレベルでズレてしまうから。ならばこれで電線を束ねる。合格の為だ、使えるものは何でも使う。


まずは候補問題No.10。
例によって廃線利用、全てリンスリ圧着、サイズ66%にダウンでやる。
前回は22分で完成できたようだが今回はどうか・・・


26分で完成。
思ったより作業スペースの狭さは感じなかった。全ての工具を板紙の外に置けるのであれば不自由なく作製できる。
そして懸案のリングスリーブ[中]圧着。
2.0mm電線2本1.6mm2本、計4本を合格クリップで束ねる。そして被覆のつらを合わせる。さすがにそのままではケーブルのテンションに負けるが左手でケーブルを挟んで固定する補助にはなる。
結果、出来栄えは今までと変わらずだが圧着に要した時間は1分を切る。前回は11分かかったから実に91%の時間削減になった! 神だ、神が降臨なされたぞ! \(*^◯^*)/
・・・・・・まぁこれはさすがに極端に過ぎる事例ではあろうが私にとってはこの『合格クリップ』は有用だ。御守りとして1個試験に持っていこうと思う。



続けて候補問題No.7。
1周目ではいくつかのミスを修正した結果、37分かかった課題。作業量がけっこう多く、1回の躓きでまた来年がんばりましょうとなりかねない。
今回は廃線利用ではなく実際の試験同様ケーブルの切り分けからやる。
電線接続はアウトレットボックス部分はリンスリ、VVFジョイントボックス部分は差込コネクタでやってみる。差込コネクタでの施工からは長らく離れていたのでここらでやってみないとね。まさかの欠陥てことになったら目もあてられん。

 
33分で完成。
久々の4路スイッチ回路。複線図描きにしばし手が止まって5分かけてしまった。それぞれの3路スイッチの0番に黒線をつないでさえしまえばあとは電線の色は関係なくつないでいいんだったなそういえば。
サイズも参考書通りでやってみたが、さすがに机の上がごちゃごちゃするなーとは感じた。
そのせいか、VVF3心ケーブルの心線を差込コネクタの長さで切る際、アウトレットボックス用に外装を剥ぎ取った側を切ってしまう。
というわけで、ジョイントボックス側の方は電線13cm、アウトレットボックス側は電線10cmとなってしまい、完成形がいびつになっただけではなく、リンスリ接続にもやや手間取った*1
さらにアウトレットボックス側の白線3本接続をミスって[○]マークでやってしまい、切り落として再圧着。
ここで勃発したのは、ずり下がりたい電線vsずり下げたくないLibraLivetの真剣勝負。その結果は写真の通り。合格クリップのサポートを得た私の完全勝利に終わった(^^)v
残り7分で配線チェックをして(たぶん)問題なしで40分終了。
ちなみにこの練習をしたのは遅番あがりの午前4時。
このコンディションで、実際の試験に近い環境で、ミスのリカバーもできて前回より早い33分。やはり練習をやればやっただけ技術は上がるものだなぁ・・・


[今回の出費] リングスリーブ各種と合格クリップ10個入 1,374円
[資格取得までにかかったトータル費用] 48,757円

*1:力ずくでシースをずらせばよかった事に気がついたのは完成した後だった・・・