平成27年度下期筆記試験に挑戦

第二種電気工事士の筆記試験まであと1週間。
今日挑むのは去年の下期の問題。

合格率は51.6%。約半数が落ちてしまった試験。
私見だが下期の試験は上期に比べ、クセがあるというか「そこを出すのかよ!」と叫びたくなるような出題傾向のような気がする。
まぁまずやってみるか。例によって実際の試験と同じく制限時間2時間で解く。実際の試験と同じく全くわからなくてもとりあえず勘でマークをつける。






運も実力のうち、というべきか。結果は82点。
実は、問1〜6までの初っ端の6問が答えを全く導けず、答案用紙の白さとは裏腹に目の前は真っ暗になった。頭の中はSum 41の『Over My Head』が延々とリフレイン。もしこれが本番の試験ならばパニックに陥ったかもしれない。
とりあえず解けるだけ解いたあと、深呼吸して頭を冷やし心拍数を下げあらん限りの知恵を振り絞る。結果神が降りてきて点数は8割は超えたが、果たして本番でもこの奇跡は起きるだろうか・・・


平成27年度下期筆記試験 間違った&解らなかったところ16問】
問01:解き方の手がかりすらつかめず*1テキトーにマークしたら偶然正解。下期の問題作ったヤツ絶対性格悪い
問02:インダクタンス、誘導リアクタンス。解説読んだだけで頭痛を通り越して吐き気がするレベルだが、『周波数に反比例する』とは覚えていたから6アンペアに50/60を掛けて正解できた。
問03:抵抗率ρ・直径D・長さLの導線の電気抵抗を表す式を選ぶ問題。公式なんざ覚えているわけがないが『断面積に反比例・長さに比例』とだけ頭にあったから、単位[Ω]が残るように数字を掛けて割ってみたところ一致する答えがあった。
問04:熱量=電力量、[J]=[W・s]は覚えていたので、あとは単位[kJ]が残るように数字を掛け時間を秒に直して一致する答えをマークした結果正解だった。
問05:三相交流回路の問題。スター結線・デルタ結線における線間電圧・相電圧なんてド忘れしたが、√3を掛けて数字をどうこうしたら近い答えがあった。結果正解だったが解き方は絶対違う。
問06:単相2線式の電圧降下がらみの問題。この辺は曖昧なままだった。これは要復習。
問07:単相3線式の電力損失を求める問題。電圧降下とセットで曖昧なままだった。もちろん要復習。
問15:力率の最も良い電気器具を選ぶ問題。知るかそんなの。
問18:EM-EEFのケーブルの正式名称を問う問題。アルファベット5文字なので一番長い名前のケーブルを選んだら(EEF・・・エチレン-エチレン-フラットのケーブル、かな?)正解だった。
問19:絶縁テープでの絶縁処理で不適切なものを選ぶ問題。どれも絶縁被覆と同等以上のはずなので「ミスプリか?」と思ったが、実は1回巻きだけだと不充分なので(ハ)が正解なんだと。こんなシビアな問題を出すとは。やっぱり下期の問題作ったヤツ絶対性格最悪レベルに悪い
問20:木造住宅の屋内配線工事で不適切なものを選ぶ問題。CD管は原則コンクリート埋設にしか使えないんだった。知ってたのに、知ってたのにっo(> <;)o
問21:特殊場所での配線工事で不適切なものを選ぶ問題。覚えきれなくていっつも間違える・・・
問28:電気工事士でなければできない作業を選ぶ問題。前回も間違えたがやっぱり今回も間違えた。
問45:使用するケーブル(電線の条数)を求める問題。例によって複線図を描けないと答えが出せない問題。
問46:差込型コネクタの個数を求める問題。複線図を描けないとヤマ勘でマークするしかない。
問47:リングスリーブの個数を求める問題。というか複線図を描いて答えを出す問題4問もあるぞ?


ちなみに問37の最小電線本数を求める問題も複線図を描かなければ解らない問題だが、自力で描ききり見事正解できた (;^^)b
かかった時間は15分。技能試験がもし候補問題が公表されず複線図もぶっつけ本番で描かなければならない内容だとしたら俺は永遠に合格できない。今の時代に生きていて本当に良かったと心から思う。

*1:もう解説を読んでも何がなんだかさっぱりわからない。『スイッチを閉じると下図のようになる』なんでそうなる????