SE-90PCI、遂に逝く

ちょうど1年前。SSDを新調すると同時にCPUクーラーを換えサウンドカードを外しグラフィックカードを挿した。
しかしそれから3ヶ月後。思うところがあって新調したSSD以外を元の構成に戻した。記事には書かなかったが。

動作は安定、不自由なく使えていたのだが、2016年を迎え異変が起こる。
サウンドカードSE-90PCIの動作が不安定。コールドブート時に音が出なくなる事が頻発。
実は2年くらい前からこの様な症状は散発していたが、起動してマシンが温まった頃に再起動すると何事もなかったかのように元気な音が出る。そんなわけでだましだまし使っていた。

しかし3月に入り、限界を迎える。
ついに再起動しても挿し直ししても音が出なくなる。そもそもデバイスマネージャーからもサウンドバイスが見えていない。
これはもう本格的に壊れてしまったとみた方がいいかもしれない。

 
メインマシンから取り出したSE-90PCIコンデンサにも異常は見られず傍目にはなんともなさそうだが・・・

思えばこれを買ったのは8〜9年くらい前になると思う。Athlon64 3500+がメインマシンだった時から使っていた記憶がある。
2ch再生のみに特化した仕様でオーディオメーカー製らしくRCA出力端子を備え、かつロープロファイル仕様なので薄型ケースでも使える汎用性の高さを有し非常に使いやすい。肝心の音質はといえばこれまたいい。
過去に数点ほどサウンドカードを使ってきたが、その度に最終的にはSE-90PCIに戻ってきて「あぁこれこれ、この音」と馴染んでしまっていたのだ。
なのでほぼ常に歴代のメインマシンに載りサウンド出力を担い続けてきた最古参であり古強者のPCパーツであった。
まさに大往生。約8年お疲れだった、ゆっくり休んでくれ。・・・いや修理できるようなら直ってもらってまた働いてもらうぞσ(^^;)