ATUMの熱収縮チューブを試す


http://www.digikey.jp/product-detail/ja/te-connectivity-raychem-cable-protection/ATUM-16%2F4-0-STK/ATM164K-ND/1825194
ATUMシリーズ、でいいのだろうか、先日Digi-Keyから購入した熱収縮チューブ。
収縮比1:4。これは内径16mmなのでMAX4mmまで縮んでくれる計算。

これを買ったのは先日作製した電源ケーブルのミスをリカバーするため
熱収縮チューブを通す前にコネクタを付けてしまったためメッシュチューブの端末処理ができなくなってしまったのだ。
1フィート(約1.2m)で2,830円とかなり高いが、またコネクタをバラして作り直す手間を考えれば致し方ない。



メインマシンにPT3を増設するついでにケーブルを外し、作業開始。


まず熱収縮チューブを長さ2cmに切る。


Molex 5557コネクタは内径15mm以上のチューブなら通る。
この通り、無事に通過できた。


ポケトーチで加熱。収縮させて完成。
ちなみにこの熱収縮チューブは内側に接着剤が塗布されている。固定のためのホットボンドを付ける必要がないのはありがたい。
収縮後の厚さはカタログ値では1.78mmという。結構厚め。
径4mmも縮まっていないように思えるが、これ以上加熱(炎で炙る)すると電線に悪影響を及ぼしそうなのでここまでに留める。そんなに違和感はない。
テープで巻いただけに比べればなかなかの見た目ではないか? SATAケーブルのメッシュケーブル化にも使えそうだ。