初のグアム旅行道中記 後編

グアム旅行、後半。
この日こそ旅行のクライマックス。写真も存分に撮る。デジカメはうっかりホテルに忘れてしまったのでスマートフォンで。
しかし、どういうわけかスマートフォンのSDカード内の写真は全部消えていて1枚も残っていなかった*1 orz 
スマートフォンが不調なのかSDカードがくたびれたのか? いずれにせよ3日目以降に現地で撮った写真はないことをあらかじめお知らせしておく。


【3日目】
職員旅行3日目。
明日最終日は夜明け前から帰国の途に就くため事実上今日がグアムを楽しむ最後の日となる。
この日は夕方まで自由行動。そして18時からメンバー全員で、毎週水曜にチャモロビレッジで行われるというナイトマーケットに出向く予定となる。

で、自由行動のプランであるが、
あるグループはパラセイリングやウェイクボードに行き、また別のグループは海中散歩に行った。

・・・さて、ただ1人取り残された私はというと、

  (☆ ☆)

実は、グアム旅行の声がかかったときから、密かにやってみたいことがあった。
おそらくメンバーに話したらまず間違いなくひかれてしまう。まさにアメリカならでは。日本ではまずできないこと。

実弾射撃。

場所はもう決めている。『Western Frontier Village』。昨日のうちに電話で予約しておいた。
日本人が経営しているというし、ボラれる心配もないだろう。万が一の事があってもいいようにお金は小分けにして身体のあちこちに隠しておいたが。
ちなみに場所はホテルからは歩いて5分ほどの距離。

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店内へ。うん店名どおり西部劇に出てくるバーみたいな雰囲気はある。
カウンターでコースを選択。男性一番人気という『38口径12発+44口径12発+45口径セミオート6発』が50ドルだが、それプラス『ライフル12発+デザートイーグル1発+ショットガン1発』のオプションとのセットが75ドルという。
・・・たしかデザートイーグルってとんでもない強力な銃じゃなかったか? 興味をそそられ75ドルを支払う。

インストラクターのおっちゃんに扱い方のレクチャーを受け、耳当てとゴーグルをつけて実射開始。
当たり前だが、実銃を撃つのは生まれて初めてである。

まずは前半。38口径リボルバー銃12発+44口径リボルバー銃12発+45口径セミオート銃6発、計30発。
銃の名前は良くわからないが、リボルバー銃はS&W、セミオート銃はCOLTというものらしい。
口径が増える度に腕〜肩に伝わる衝撃も大きくなる。45口径に至っては反動は強くてよろめきかける。

次いでライフル12発+デザートイーグル1発+ショットガン(散弾)1発、計13発+散弾400発。
銃の名前は良くわからないが、ライフル銃はCOLT AR-15、ショットガンはMOSSBERGというものらしい。
狙いすぎて目が疲れたのかショボショボしてくる。遠くのターゲットが霞んで見える。それでもやはり興奮が上回る。指導に従いゆっくり引き金を引く。
色々な銃を撃ったが、しかし何といってもデザートイーグル
撃った瞬間両肩が後ろにひっこみ銃身は跳ね上がり身体は後ろに傾く。つか銃口から炎が見えたぞ。もちろん銃声も今までとはケタ違い。よく手から銃を吹っ飛ばさなかったな俺。

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全て撃ち終わり結果発表。


前半30発コース。0点はなし。辛うじて全弾ターゲットには当たっている。
点数は266点。『BEGINNER(初心者)』を通り越して『MARKSMAN(射手)』のランクを得た。ちなみに点数が高い(350点以上?)と景品がもらえるという。


後半オプションコース。
ショットガンはこれまた上方向にド派手に外してしまった。散弾は1発につき400個詰まっているそうだが、ターゲットには50発も当たっていないのではないか? この結果にさすがの店主も苦笑い。
採点をしつつ「デザートイーグルは当たってな・・・ん、いやでも13発あるな。・・・ひょっとしてこれか?」と店主が示したのは、8点のところにある他よりも大き目の穴。
なんでも、銃を撃つのが初めての人間がデザートイーグルを初発で的に当てるのは珍しいとのこと。・・・おれひょっとしてスジがいいのかも!? (*^◯^*)

このあと気分よく店を後にし、店員にホテルまで送ってもらったのだが、初めて実銃を撃ったという興奮に浮ついていたからか、

チップとして1ドル渡したつもりで実は50ドル札を渡していたという大失敗をやらかす。

どうりであのおっちゃん、大喜びして握手まで求めてきたわけだ。英語かチャモロ語かわからないがベラベラ喋るし。
・・・まぁいいだろう。これも旅行の笑えるネタには・・・なるかなぁ orz


その後ショッピングモールを巡りお土産ほか買い物を済ませる。
ちなみにお土産の内容としては、家族や親戚・職場には定番のマカダミアナッツのチョコレート、姪っ子の2人にはニモとドリーのPETZを。
そして彼女には海パンを履いたミニオンズの人形を買う。

 
で、自分にはアメリカ版のレッドブルモンスターエナジーを数本。
共に16オンス、だいたい480mL。比較対象として日本のモンスターエナジーを並べてみたが、その大きさが伝わるだろうか?
ちなみにアメリカのモンスターエナジーは日本とは成分が違い、タウリンが含まれているらしい。下手に飲んだら夜勤通り越して日勤まで出来そうだな・・・


買い物をしている途中、16時あたりから雨が強くなる。しかも風まで。スコールを通り越してもはやストーム。
18時になっても雨は止まず、メンバー話し合いの末、ナイトマーケットは諦め夕食は市内のレストランで済ますことにする。
場所は『Sea Grill』
ここでもシーフードは食わずハンバーグステーキ。もちろん骨はないのでじっくり堪能できた( ^^)b


そのあとホテルに帰り、またメンバーとバーで飲んだあと早々に部屋に。
明日は午前4時にロビー集合という。荷物のパッキングも事前に済ませておかなければな。


【4日目】
午前3時半に起き、洗顔着替えを済ませたあと、荷物を全てまとめる。
4時にロビーに。私たちのグループ以外にもかなりの人数がいる。海外旅行の事情はよくわからないがこんな早朝に帰国するのが普通なのか??
旅行会社が手配したタクシーで空港に向かう。
各種手続きを済ませ搭乗口の椅子に座ったのが5時。離陸が6:55なので実に2時間近くの間がある。・・・たまたまだったのかもしれんがこんなに早くホテルを出る必要なかったんでないの?

というわけで搭乗時刻まで居眠り。飛行機内でも居眠り。私は座ったまま眠ると頭がガックンガックンなるので数十分おきに目が醒める。

・・・・・・・

日本時間9:25。日本に帰国。こうして3泊4(?)日のグアム旅行は幕を閉じた。
メンバーはここで解散となる。
事前に取った電車の切符は時間的にかなりの余裕をもってのものだったので、他のメンバーは乗車変更して少し早い成田エクスプレスに乗ってそのまま青森に帰るという。
私は・・・空港内をブラついてから手持ちの切符通りの電車に乗り、東京観光してから夕方に新幹線で帰るつもりでいた。
さて、まだ10時。私の旅行はまだまだ続く。

*1:2日目の写真はSurface Proにデータを移しておいたのがせめてもの幸いだった・・・