サボテンを種から育ててみる

スーパーでの買い物の帰り。
ガチャガチャのコーナーで変わったものを見かける。


ホームガーデニング [cactus]。
多肉植物の栽培キットらしい。全5種。1個200円。
興味を惹かれ、とりあえず3個出してみる。


帰宅し開封
中身は『径4cm高さ3cmのごくごく小さいプラ製ポット』・『圧縮された土』・『種5個(非常に小さく見えづらい)』・『ネームプレート』。
ネームプレートと謳っているが植物の種類は記載されていない。説明書に照らし合わせると、どうやら私が手に入れたのは『月影丸『ワラシー』、そして『金冠』のようだ。カブらずに済んだのは幸いだった。

ではさっそく種を蒔こう。

 
説明書に従い、まず圧縮土を水でほぐす。水を吸うごとにみるみる膨らんでいく。

 
10mLの水を吸って膨らみきったところで、圧縮土を包んでいたネットを切り開き土をならす。


次に種を蒔く。
これが種。1mmにも満たない。袋の中に5粒あるのだがわかるだろうか?
蒔くといっても土の表面に乗せるだけ。土はかぶせなくていいようだ。
最初は指でつまんで土に乗せようとしたのだがうまくつまめず、つまめたとしても今度は指から離れない。あいにくピンセットは持ってない。


仕方がないので袋から直接土へぱらぱらと。・・・全部の種が土に乗っかった、はず。


3種類全部種まき完了。
あとは土の表面が乾かないように霧吹きで水を随時あげればいいらしい。頼むぞー無事に芽が出てくれよー。





それにしても心配なのは気温だ。時は12月。これから寒くなることはあれど暖かくなる事はない。
部屋に置くぶんには凍ることはないだろうが、それでも夜寝る前に暖房を落とすと8℃くらいまで室温が下がる。これから発芽するサボテンたちにとってこれはあまりいい環境とはいえないのではないか。


とりあえずポットにカプセルをかぶせて簡易温室としたが、所詮一時しのぎ。
早いとこホームセンターに行って卓上に置けるくらいのミニミニ温室でも探してみよう。いやいっそのこと妹の家で育てるのもいいかもしれない。
妹夫婦の家は一条工務店のi-smart。高気密断熱で床暖仕様。真冬でも半袖で過ごせるくらい暖かいのだ。