サボテンの実生に再挑戦(&子宝草も追加)


再度ガチャガチャで入手したサボテンの栽培キット。ワラシー、金冠、ペンタカンサ。
前回の失敗を糧に実生に再挑戦し、必ずや成功を収める。でなければ生長させてやれなかった初代ワラシー・金冠そして月影丸に顔向けできない。



さっそく種まきにかかる。
手順は前回とほぼ同様。圧縮された土を水で戻して平らにならし、種を蒔く。
種にも個性があるもので、ペンタカンサの種はワラシー・金冠に比べ大きめでやや丸みがかっている。これは期待できそうだ。
ちなみに前回は袋から直接種をぱらぱらっと蒔いたのだが、今回は湿らせた爪楊枝の先端に種をくっつけ、土にそっと置く方法をとってみた。これなら狙った位置に種を置ける。・・・え、普通ならそうするって? σ(^^;)



種まき完了。ネームプレートの裏にも種類をしっかり記入。


今回も温室&保温箱を使用する。
日中はともかく、夜間はまだ冷え込む。青森県は4月でも雪が降ることがある。寒さに弱いサボテン、油断はできない。
・・・それにしても25個あるビーポットに鉢4つだけではかなり寂しいものがある。何か別な植物でも一緒に育てたいところだが・・・


 
と、温室を置いている縁側でいささか変わった植物を発見。大ぶりな葉っぱの縁に小さい芽のようなものがぽこぽこ付いている。そしてその芽のようなものは鉢の中や周りにバラバラ落ちている。結構な数だ。
プレートを見ると『子宝草』とある。
ググってみるとベンケイソウの仲間で多肉植物に分類され、葉の縁にたくさんの子株が並んで付くので子宝草と呼ばれているのだそうだ。そしてたくさんの子株を残すことから花言葉は『子孫繁栄』という。
・・・たしかに。鉢の周りに落ちている子株だけでも、ざっと見て30個はある。子孫繁栄の象徴というのも納得だ。
また、その由来から妊娠を望む時に育てる植物と言われるようになっている、とも。



気に入った。これを育ててみよう。
ああぁいやいや私は男なので当たり前ながら妊娠はするはずない。彼女がいない身としてはその由来にあやかるのもいいかもしれないと思ってのこと。彼女がいなければ、まして結婚できなければ子孫繁栄どころの騒ぎではないのだ(というか母がこれを育てている理由ってまさか・・・)


少しブルーが入ったが、気を取り直し落ちている子株を回収。植える準備に入る。



今回使う土はこれ。種まき・挿し木用の培養土。
子宝草は多肉植物なので水はけの良いサボテン用の土がいいそうだが、子株を見ると根がひょろひょろっと細く、なんとも頼りない。中には根がないのもある。
そんな子株にゼオライトがゴロゴロ入ったサボテンの土を使ったのではうまく根が張れず前回の二の舞になってしまうのではないか? ある程度の大きさになるまでは培養土のほうが安全だろう。水は例によって霧吹きで与えるつもりだし。



ビーポット端の2行5列に培養土を入れ、計10個のスペースに2株ずつ植えていく。
培養土の粒は細かい。これなら根張りの邪魔にはならないだろう。ある程度育ったサボテンの植え替えにも使えそうだ。またこの培養土には緩効性の肥料が配合されているという。液肥はしばらく要らないかな?



子株植え完了。左下に妙に大きい子株があるが、これは子宝草(親)の鉢に落ちて根付いたものを拝借した。



全ての準備はOK。これを保温箱に収める。まずはサボテンの発芽が最大の関心事。
確かサボテンの種が発芽したのは種まきしてから1週間後。さぁ芽が出てきてくれよー。期待してるぞー。