1クローネ硬貨のペンダントを買う

デンマーク
世界で最も幸福度が高い国という。
税率の高さはトップクラスだが、医療費や教育費・介護サービスが無料という充実した社会保障がその理由だろうか。
そんなデンマークの通貨は『クローネ』。
世界で唯一ハートのマークを刻んでいる硬貨であり、『幸せを呼ぶコイン』と呼ばれているのだという。
ヨーロッパではデンマークのコインをお守り代わりに財布に入れておくと「幸せを運んでくれる」という言い伝えがあるそうな。


今年異動で苦境にあえぎ、去年は去年で彼女と別れた。
このところ幸せに飢えているLibraLivetとしてはこのコインの言い伝えにあやかりたいところだ。
この1クローネ硬貨のことを知ったのはほんの偶然であるが、これも何かの縁だろう。





さっそく入手方法をググる
一番理想的なのは両替だが・・・ メガバンク、例えば東京三菱UFJの『外貨両替専門コーナー』ならできそうだが、残念ながら近くにない。片道1万円以上の交通費をかけて出向くのは流石に現実的ではない。
ちょっと方向性を変えてアクセサリー関連で調べる・・・ 予想通りひっかかった。やっぱりペンダントが多いな。確かにお守りとして身に付けるにはうってつけだ。



一番惹かれたのはブレスレットなのだが、残念ながら完売したようだ。
まぁ無い物は仕方がない。ここはペンダントで決めよう。



というわけでIYH。無事到着。
1クローネ硬貨のペンダントのトップ。1,728円。
直径は約2cm。1円玉とほとんど同じ。あまり大きくはないし、男が身に付けても違和感はないだろう。かわいいハートマークも遠目ではわかるまい。
ちなみにこのハートマークは単なるデザインではなく、デンマーク国立銀行が鋳造する硬貨のミントマークなのだそうだ。
実際に使われた本物の硬貨。一見ピカピカであるが光の加減ではディテールにいぶし銀のような影が見える。ショップによると『使用感が損なわれない程度の絶妙なラインまで綺麗に磨き、再度、古美加工を施した』という。



1992年鋳造。
欲を言えば私の生まれ年である1976年がよかったが、そこまで望むのは贅沢に過ぎる。


大いに気に入った。
後でそこらのショップからアクセサリー用のチェーンを調達しよう。さすがに仕事中に身に付けるわけにはいかないが、お守りとして末永く使いたいものだ。