自宅〜八戸市市川町轟木の鈴木商店(既に閉店)

今日は夜勤明け。時は午前9時。
先日の雪は道路に所々しか残っておらず、自転車での走行も問題なさそうだ。
気温は低いし空も曇っているが、昼まではもってくれるだろう。

マウンテンバイクの初ライド、いまこそ決行する。

と、なると、どこまで走ろうか?
18年ぶりだし夜勤明けだし、なにより夕方からデートの約束がある。1時間くらいにしておきたいな。




まずは『ローソン 五戸上市川店』に移動。
ここは青森県道15号と20号の交点にある。そのまま県道15号を東、八戸方面へ走る。


五戸町と八戸市の境目。東北新幹線の跨道橋が見える。


八戸市に入り、さらに進むと五戸川を跨ぐ青い橋がある。その右にある黄色い建物が『轟木生活館』。


橋を渡り、すぐのところにある轟木生活館の前から道路を撮影。バス停には『轟木』とある。
ここは轟木地区。住所で言うと八戸市市川町轟木。
このバス停のところ、緑色の外壁の家あたりに左へ入る道があり、そこを進む。


Google Mapからのキャプチャになってしまうが、左手に見える窓に白布が掛けられた古い建物が今回の目的地。
30年前、私が小学生だった頃に営んでいたはずの雑貨屋。
遠い記憶では駄菓子や生活用品はもちろんだが、タミヤじゃないミニ四駆(侍だか忍者だったか・・・?)の他、ゴムでプロペラを回す竹ひご製の模型飛行機(ミサイルボーイだったか・・・?)も売っていた。
これらおもちゃ類を売っている店で、私の家から最も近いのがここだった。しかも当時の友達の家からは子供の足でも10分という距離。
というわけで、けっこう通っていた気がする。店主(おっちゃんだかおばちゃんだか忘れた)との覚えている唯一の会話はタミヤも人気だろうがこっち(侍)もいいよぉ」

中学生になりミニ四駆や模型飛行機から離れてしまってからは行く事はなくなってしまった。
ということは最後の記憶は27〜8年前。さすがに今はやっていないだろうな、とは思っていたが、残念ながら予想通りだった。
庇にあるビニールには鈴木商店とある。店名は今日、初めて知った。

しみじみしているところへ、蛍光色の上着を着たおじいさんが通りかかる。胸には『防犯パトロール』のワッペン。
地元民と確信し、尋ねてみる。この店が閉まったのはいつ頃か、と。
返事は、『少なくとも20年は前』とのことだった。うーーーん、やっぱり後継ぎがいないとすればそれくらいにはなるよなぁ・・・
お礼を述べ、別れる。30年前の子供時代に通っていて懐かしんで訪れたという身の上話を事前に打ち明けたとはいえ、あれこれ詮索されなかったのは幸いだった。



引き返し、家に到着したのは出発してからちょうど1時間後。
冷たい息を吸いすぎて肺の辺りが痛いが、気持ちえがったー。寒いせいか汗はかかなかったし。
のちにGoogleMapで調べたところ、走った距離は往復で12km。初日にしてはなかなかの運動量ではないか?
しかし、やっぱり自転車から降りて2階の自室に戻る途中、膝はかくかく腿はぷるぷる。あ、明日のしごとはだいじょうぶかなあははσ(^^;)