ターゲットスタンドを自作する

同僚:「Libraさん、今日みたいにリーダー長にコテンパンにされた時ってどうやってストレス発散してるんですか?」
おれ:「うーーん、・・・テリピタ を壁に向かってフルパワーで投げつけてる、かな。」


・・・うそです。 本当は空き缶狙ってスリングショットを撃っています。20発くらい。


だってこんな本当のことを言ったらドン引き間違いなしじゃないですか。なんだかんだ言っても結局武器のイメージだし。これでも一応人畜無害の博愛主義で通っているのだ。



閑話休題



スリングショットの腕を上げようと思うなら、ターゲット(的)を使った練習は欠かせない。
自分のクセを把握し修正するには、弾着がどうなっているか確認する必要がある。はっきり言って私の動体視力ではもはや弾道は追えない。
というわけで、ターゲットスタンド―的を立てる台―を自作してみる。


夜勤明けでホームセンターに立ち寄り、材料調達。
木材は無垢のヒノキでいく。
節もないし反りもない、木目も綺麗と大いに気に入ったのだが、6尺で1本900円もする。7本必要なのでこれだけでも6,300円。さすがは無垢材。
米松や杉の垂木だったら半額以下で済んだところだが、まぁ気に入ってしまったのは仕方がない。


 
まずターゲットシートを貼り付けるためのベースを作製。
スタイロフォームを4分割した大きさである910mm×450mmに合わせて枠を作る。そしてはめ込んだスタイロフォームが抜け落ちないように後ろにストッパーをつける。ちなみに使用した角材は30mm角。スタイロフォームもそれに合わせて30mm厚。
上辺によーとを2個ねじ込み、スタイロフォームを嵌め込みターゲットシートを傘釘で貼る。画鋲ではおそらく衝撃に耐えられず抜けてしまうだろう。
ちなみにターゲットシートはA2サイズ。横幅がちょうどいいだけでなく半分にすればA3サイズになる。コンビニでのコピーに都合がいいのだ。


 
次に本体の作製。
幅は先に作ったベースに合わせる。510mm。長さは6尺の角材そのまま。1,820mm。
このフレームを2つ作り、蝶番でつなげる。



本体を開いた時に幅が一定になるように下側をチェーンでつなぐ。




弾を受けるためにビニールシートを本体に張る。4枚重ねにしタッカーでバチバチ留めていく。


 
板によーとを2つ付けて細めのチェーンを引っ掛け、本体の上の隙間から入れる。



チェーンにベースを引っ掛けて吊るして完成。
なかなかの出来栄えではないだろうかと自画自賛。しかしもろもろ含めて9,000円近くかかってしまった。やはりヒノキの無垢材が響いた。


室内での練習も想定し、本体の下に長座布団を敷いた段ボール箱を設置。
10mmのステンレス弾であればベースのスタイロフォームは軽くブチ抜くが4枚重ねのビニールシートまでは貫けない、と踏んでいる。すると弾は段ボール箱の中に落ちるので回収が容易になる上に階下に弾が落ちる音も響かないという寸法である。


さぁ、ではさっそく試してみよう。
スリングショットは丸ゴム仕様のファルコン2。弾は10mmステンレス弾。ターゲットまでの距離はおよそ4m。弾数は3。



1発目、0。
2発目、8。
3発目、9。


orz


うーーーーーーむ、ターゲットから外れることは免れたもののあまり宜しくない結果だな・・・弾着は右下に集中、か。
あと、ターゲットを貫通してなおビニールシートからの跳ね返りが強く、段ボール箱に落ちず横に飛んでいったのが1発あった。サイドに板か何かでガイドを作ったほうがいいかもしれない。