決して他人に言えない私の趣味

私には、決して公にできない趣味が2つある。
その1つが『パチンコ』。
鉄の玉を打って穴に入れる所謂チンジャラジャラなパチンコではなく、鉛の弾を撃って的に当てる・・・つまりは『スリングショット』の方である。



強力な物なら狩猟にさえ使えるという、まさに武器といっていい代物。


もちろん私は良識ある大人として周囲の安全に充分配慮し、動物や公共物を狙うなど不届きなことなどせず、空き缶のみを的にしてさながら弓道の心境でシューティングに勤しんでいるわけだが、事情を知らない周りの人間はそう見るはずもなく。
銃刀法など規制の対象ではないものの、アルミ缶など紙のように突き破る威力の物を私有地とはいえご近所の目のある庭で扱っていたのでは、速攻で要注意人物に指定されるだろう。
もし周りであの矢ガモ騒動のようなよからぬ事件が起こってしまえば、「そういえば○○さん家のLibraくんがゴツいパチンコで射撃練習を」と噂になるのは自明の理。警官が事情聴取にやって来るのも時間の問題である。
まさに『決して他人に言えない趣味』。火の無い所に煙は立たぬと言う言葉があるだけに、わざわざ火をおこすこともない。痛くもない腹を探られたくはないし。
というわけで、雨風しのげるガレージがあるにも関わらず人里離れた原っぱにわざわざ出向き、盛り土に缶を立てかけ粛々と撃ちまくって現在に至る。それでも草刈りのおっちゃんに目撃されたりするが。





スリングショットを入手したのは去年だが、私の腕前はほぼ据え置き。
さすがに購入したてに比べれば多少は上がったが、それでも5m先の500mLアルミ缶に5発撃って1発ヒットするかどうか。百発百中など夢のまた夢。


・・・やっぱり、ターゲット―的―を準備して練習したい。
ターゲットシートはもう入手してるのであとは的を立てかけるスタンドを用意できればいい。まぁ角材で自作できるだろう。
今日は夜勤なので終わったらホームセンターに寄って材料を調達しようか。