八甲田・十和田ゴールドラインを走る

4/11 2時に書きましたm(_ _)m


http://www.atca.info/goldline/map/
青森県青森市から秋田県大館市まで通る国道103号線。その中でも、青森市から八甲田を経由して十和田湖までの道路は通称『八甲田・十和田ゴールドライン』と呼ばれている。
豪雪のため冬季は道路閉鎖されているが4月1日より開通。とりわけ酸ヶ湯温泉から谷地温泉までの区間は、深い雪を除雪したことにより高い雪壁が続く道路となる。それは「雪の回廊」と呼ばれているそうな。

一度走ってみたいと思いつつはや数年。
今年の今日、ついに実行できる。昼近くになったがわが妻を横に乗せ車を駆る。



国道102号線沿いにある駐車帯でトイレ休憩。
今から行く八甲田から見ればいわば下界。今日の気温は22℃。川原のほとりにはまだ雪が残っているがこれもまもなく消えるだろう。

焼山にある国道102号線と国道103号線の交点。
ここを左に曲がればそのまま国道102号線、奥入瀬渓流を経て十和田湖へ行ける。今回は直進。国道103号線に入る。

蔦温泉を通過。徐々に徐々に道を上っていく。
上るごとに雪も厚みを増し、気温も下がっていく。


谷地温泉を通過したあたりから両脇の雪は車を余裕で上回る高さに。まさに壁。
比較対象は私の車とカーブミラー。5、いや6mはあるか。これがしばらく続く。まさに雪の回廊。
この八甲田・十和田ゴールドラインの通行止め解除は4/1と聞く。当然ながらそれまでにこれだけの厚さの雪を除いたのだろう。いやここまでくると除雪というより掘削といったほうがいいのかもしれない。


酸ヶ湯インフォメーションセンターから。
ここまでくると気温は車の温度計表示で12℃
奥に見えるあの山は何だろう? 地理に疎い私でも八甲田山という単独の山は存在しないのは知っている。GoogleMapで見ると方向的には・・・『大岳』か?


酸ヶ湯温泉
入口にちょうどデイサービスの車が数台駐車。イベントの一環で温泉に連れてきたのだろう。
ここでは売店を回っただけ。妻はお土産のお菓子を買った。私は陶器の雪だるまと併設の食堂のそばが気になったのだが今回は見送った。

 
ちょっと寄り道。城ヶ倉大橋に行ってみる。
ここも雪が深い。黒石側のトイレは閉鎖され雪に埋もれ、さらに橋の歩道はロープが張られ立ち入りができないようになっていた。
好奇心から車から降り歩道に近づいてみる。
しかしその最中ロースピードで走るパジェロっぽい車が橋を往復、さらに駐車場にて消防の職員(?)が車から下りてくる。
どーもこちらを警戒している、ような気がする・・・ 張られたロープを1歩でも踏み越えたら一喝してやるぞと虎視眈々と狙っている、ような気がする・・・

もちろん善良な市民である私たちはロープ越えなど不届きなことはせず青森側のトイレを利用したのち立ち入れるギリギリのところで自撮棒を使って風景を撮って車に乗り元の道へ引き返す。

再び国道103号線に戻り青森市へ向かう。
道中、萱野茶屋や岩木山展望所を通るがまだ封鎖されて立ち入れなかった。再び開くのは4月の下旬になるのかな。


15時過ぎに青森市入り。
しかし今回はゴールドラインを走るだけが目的だったので特に用事はない。
妻たっての希望にて麺房 十兵衛に寄る。平日は15時でいったん店を閉めるので17時まで時間を潰してから。今回は『特濃味玉』をセレクト。相変わらず美味い。あやうくスープまで飲み干しかける。


これにて今回のドライブは終了。
かねての念願を1つ達成。あぁ、煩悩をまた1つ消化できた(^^)