たこわさびとおぼろとうふを食す

明日は夜勤なので深酒OK。先日の味百撰で買ってきた品々を賞味する。
既にビールをひと缶やって気分は上々。ここは朝日鷹と一緒に味わう。録り溜めた宇宙兄弟を見ながら。


まずは北海道は虎杖浜水産のたこわさび。ひと晩で食べきるのはさすがにもったいないので半分にして2日に分けて食す。
タコは大ぶりかつ肉厚。にも関わらず口に入れて噛むとまぁ柔らかいこと。南部弁で言うところの『しね"ぐねぇ(しなくない)』。
そして噛んでも噛んでもタコからうま味が染み出してくる。飲み込むのがもったいない。
一緒に和えてあるのはわさびの茎か、このシャキシャキ感もたまらない。もちろん辛さというか風味はある。タコを引き立てつつ後味で自己主張してくれる。
これで酒が進まないはずがないではないか。気がついたら朝日鷹をコップ3杯空ける。


次いで新潟県は小林総本舗のおぼろとうふ。
売り子さんの説明どおり蓋を少しだけあけレンジで温める。冷蔵庫での冷え具合にもよるが700Wで1分10秒くらいが個人的にベスト。湯豆腐でもそうだが温めすぎると鬆が入ってしまう。
まずは豆腐のまわりの水をすする。豆乳と呼ぶにはさすがに薄すぎるがそれでも大豆の風味は感じられる。普通に味わえる。
そしていよいよ塩をつまんでぱらぱら振りかけ、おもむろに口に入れる。
豆腐の甘みと塩のしょっぱさが合わさってこれまた美味しい。
本醸造の醤油でももちろん美味しく頂けるのだが、この豆腐に限っては塩以外で食べる気がしない。
これもついつい酒が進んでしまう。気がついたら朝日鷹をコップ2杯空ける。欲を言えば新潟の豆腐だけに久保田と合わせたいところだった・・・


あぁっ! 朝日鷹がもう無い! 半分くらいはあったはずなのにっ。
八戸では手に入れづらいなかなか貴重な酒*1なのだが。さすがにこれは呑み過ぎたσ(_ _;)

*1:朝日鷹は私の知る限り、カブセンターにたまにしか入荷されない。