試験を受けてくる

介護支援専門員の筆記試験。本日実施。

うちの施設においてはかつて、受験資格のある正職員は受験強制、バックレがばれれば吊るし上げ&ボーナス査定ダウンが通常だった。
しかしケアマネ試験も今年で19回目を迎えた今、わが施設でも資格保有者は珍しくなくなった。そのせいか上役も以前に比べ受験についてとやかく言うことはなくなった。ぼちぼち間に合ってきたし無理にせっついて資格持ちを増やす必要もないということなのだろう、たぶん。
しかし受けなければボーナス査定の項目『自己研鑽』の評価が下がるのは変わらず。なので今年も受験。

いやもちろん吊るし上げや査定ダウンが厄介というだけで受験するわけではない。
ケアマネになれれば、少なくとも介護の現場職に比べれば肉体的負担は少なくなる(精神的な負担についてはまた別の話)電気工事士の免状も得た今、身の振り方の幅もさらに拡がるだろう。社内でも箔が付くだろうし決してマイナスではない(なにより毎年1万円をカツアゲ払い続けるスパイラルから解放される)
それに電気工事士の試験勉強もしたおかげで少なからず勉強グセがついた。仕事から帰ったあとでも1時間くらいなら机に向かう事は苦ではない。


・・・・・・しかし。


5教科の中でも『社会』、とりわけ『公民』が群を抜いて苦手だった私にとって、このケアマネ試験は正直相性が悪い。
参考書読んでも頭の中で疑問符が増殖していくだけでまるで頭に入ってこない。どうにも意味のある日本語としてインプットされない。
当然、今日の試験の手ごたえはまるで無い。
電工の試験でも過去問含め『電工でなければできない作業』は結局最後の最後まで正解できなかったのだ。法令・制度の問題だらけのケアマネ試験は言わずもがな、である。

正直、期待はしていない。私の中では今日のケアマネ試験は既に『なかったこと』になっている。