大雪の降った国道を走る

今週初めに大雪が襲う。
私の住まいは三八上北地方。青森県の中では雪の少ない地域なのだが、それでもかなりの量の雪が降った。大規模な停電に見舞われたところもあるという。

先の記事に書いたとおり、昨日は高速道路を走り九戸まで行ってきた。
そして、帰りは高速道路を使わず一般道 ―国道340号― を走る。
高速料金をケチるためだったが、その道中はなかなかヘヴィーだった。時間は金で買えることを痛感したひとときだった。



除雪車は入った様だが、やはり追いつかないのか所々に雪が残っている。
前を走る軽自動車ほどではないがタイヤを取られて走りづらいことこの上ない。



雪の重さに負けて頭を垂れている木々がそこかしこに見られる。
中には耐え切れず折れてしまった木も。
そして折れた木が電線に接触している。先日の停電の原因は倒木で電線が切れたせいなのかもしれない。



電柱も傾いているように見える。
もし倒れてしまいでもしたらそれこそ復旧に時間がかかるだろう。



折れた木が道路にまではみ出している。
周りの木の高さから想像するにおそらく折れた当時は完全に道路を塞いでいたのではないだろうか。先端だけ切られていたのは一刻も早く道路を開通するためのとりあえずの処置か。



葉にいっぱいの雪をたたえ大きくしなっている。特に標識近くの木が。
それにしても道路を覆わんばかりに枝が垂れ下がっているのはなんとも不気味。さらに雪が降ろうものなら確実に折れてしまうだろう。
もし車で走っている時に目の前でこの木が折れたら・・・ 考えただけでもゾッとする。


・・・これからしばらくは、林の中を通る道路を走る時は頭上にも注意した方がいいかもしれない。