39回目の誕生日

今日は私の誕生日。
勤務は遅番。何事もなく無事に仕事を終える。
あと、今年も職場の仲間からケーキとカードを貰えた。ありがたい限り。


職場を出たのが23:25。
このまま帰るのもなんなので、食事をして帰りたい。もう既に家人は寝てしまっているし、祝ってくれる彼女もいない。
・・・とはいえこの時間。やってる飲食店は限られている。
同僚から『今の時間でも営業している飲食店』を数ヶ所聞き、候補を絞る。


・・・考えた結果、びっくりドンキーに入店。
普段なら、まして一人では決して足を踏み入れない店だが仕方がない。コンビニ弁当や牛丼屋ではあまりに色気がなさ過ぎる。
メニューを一瞥し、エッグバーグディッシュ(チーズトッピング)とミス・サラダをオーダー。
コーヒーも頼みたかったが、明日は早番。残念なことだがゆっくりもできない。
運ばれてきたサラダの量に愕然―このようなレストランのサラダはシェア前提だったのか―としつつも全て平らげる。
さすがに深夜ともなると客足もまばら。喧騒に邪魔されることなく飯を食えた。落ち着いた雰囲気もいいし、明日が遅番とかだったらラストオーダーまで居たいところだった。



コンビニでビールを買って帰り、風呂に入ってから一杯呷る。
然る後、頂いたケーキ―ハロウィンにちなんでパンプキンのクリームだった―を味わう。甘さが染み渡る。そしてカードを読んで大いに笑わせてもらう。


温かく美味い飯と甘くて美味いデザート、そしてコクたっぷりで美味いビール。なにより仲間の心遣い。
これらがあるからこそ人生は生きるに値する。