サボテン種埋葬 子宝草植え替え

2回目となるガチャガチャのサボテン実生だったが、41日目を迎えても発芽せず、諦めて埋葬を決断する。
原因は色々考えたが、いったいどこで手を誤ったのか。何日目でしくじったのか・・・



そして子宝草も雲行きが怪しい。半数以上が白くなっている。
恐る恐る枯れかけた子株をつまんでみると、あろうことか半数以上の子株が発根していない。
毎日霧吹きで水を吹いて湿らせていたが、根がなければ水分を取り入れることができないではないか。これでは枯れて当然だ。

それに、なんか、土の振る舞いがおかしい。
霧吹きで水を吹くと土の表面は湿るが、それからシリンジで土に水を注いでみると全く浸み込んでいかない。いつまでも表面になみなみと水を湛えたままでいる。
揺すったりすると気泡があがり、かなりの時間が経ってから浸み込み終わるのだが、試しにピンセットでほじくり返してみると土の中はバッサバサに乾燥したままで全く湿っていない。
さらにそのままかき混ぜ泥状にしてみたが、今度はいつまで経っても水がひいていかない。ビーポットの中はまるで田んぼだ。

おそらく注いだ水は培養土とビーポットの隙間から浸み込んでいったのだと思うが、それにしても乾いた培養土は水を吸わなくなるものなのか? 普通土は乾くと水を吸いやすくなると思うのだが・・・
それに泥状にした時に水が抜けなくなってしまったのは? ビーポットの底には3mm位の穴が1つしかないから土で詰まってしまったのか?


・・・よくわからないがひとつ言えるのは、このまま同じ環境で続けても望みは薄いということだろう。




これを機に、植え替えを決行する。
生き残った8つの子株の他に、新たに親株から落ちた子株や育った子株を迎える。
今回は手頃な鉢に植えることにする。もう寒くないので温室に入れる必要はないし。
とはいえ私は鉢植えはやったことがない。ちょっとやり方聞いてみるか。おい妹ー。


鉢植えに際し必要な道具を調達。
6号サイズの吊鉢とサボテン用の土、鉢底用の軽石にネット。
ホームセンターで買ったので1,000円以上かかった。100円ショップなら半額以下で済んだかもしれない。ちなみにわざわざ吊鉢を選んだのは売っているものの中で気に入った見た目だったから。置けるし吊れるし汎用性もあるだろう。


パッケージに記載された方法に従い作業開始。
まずネットを仕込む。鉢の底穴より大きく切る、と。こんなものでいいかな?


次に軽石を敷き詰める。
鉢の2〜3割の高さに入れる、と。これくらいか?


最後に土。
均すのはスプーンを使った。揺するとまた大粒の石が浮き出してきそうなので。


たっぷり灌水し、しばらく置く。
あっという間に浸み込んでいく。水はけは申し分ない。

植えていく。
土を窪ませ、子株を乗せて土を寄せる。
1人では植え作業をしながら写真を撮るのは難しいので画像は割愛。



植え替え完了。
予定では16個だったが、私は奇数が好きなので新たに1個追加。17個とした。
我ながら配置がむちゃくちゃ*1だが、そこは素人ゆえの味としていただきたい(_ _;)
あとは元気に育つのを期待するばかり、か。

*1:私はシンメトリーが好きではないのだ。天秤座のくせに。